篤姫大河ドラマ・あらすじ 18.斉彬の密命
今回の大河ドラマ篤姫は「斉彬の密命」です。篤姫がいよいよ江戸城に向かうまでを描きます。
篤姫(宮崎あおい)の輿入れは、安政の大地震によって延期されます。幕府では、阿部正弘(草刈正雄)が老中首座の座を退き、堀田正睦(辰巳琢郎)が老中に再任されます。
薩摩では、尚五郎(瑛太)は大久保(原田泰造)に対して、お近(ともさかりえ)との結婚に「決め手」が無い、と思い悩みます。それは、彼の誠実な性格ゆえの苦悩でした。
西郷(小澤征悦)のほうは、大地震のため再度篤姫の嫁入り道具に奔走します。一方お近は、密かに尚五郎を訪れ、病弱で年上の自分ではダメだという思いから、この縁談を断ってもらいたいと申し出ます。
率直なお近の気持ちに接した尚五郎は、彼女の手を握りしめ、結婚を決意します。やがて、篤姫のほうも結婚式の日取りが決まります。尚五郎とお近は周囲に祝福されて結婚式を挙げ、新婚生活がスタートします。
篤姫の婚礼前夜、斉彬(高橋英樹)は篤姫に対し、家定(堺雅人)との間に後継ぎが生まれなかった場合、次の将軍を一橋(徳川)慶喜にするよう働きかけることを告げます。これこそが、篤姫が斉彬から授けられた密命だったのです。
その後篤姫は英姫(余貴美子)に面会し、痘痕を隠す覆いを外した彼女と打ち解けた対面を果たします。その翌日、篤姫は大奥御年寄・滝山(稲森いずみ)とともに江戸城に向かいます。
篤姫大河ドラマ・あらすじ 18.斉彬の密命 (5月4日)
今回のあらすじは、篤姫の江戸城入りにあたり、斉彬から密命を明かされるあらすじに加え、尚五郎とお近が互いの率直さに触れて結婚に至る過程を細やかなタッチで描きました。
お近は尚五郎より7歳も年上で病弱、しかも尚五郎が篤姫を慕っていたことも何となく理解していました。自ら縁組を辞退しようとするお近に対し、尚五郎は彼女の実直な性格に触れ、結婚の「決め手」を見い出します。
瑛太さんは前回に引き続き、心優しく誠実な尚五郎を、とても澄み切った笑顔ときらめく眼差しで好演しています。ともさかりえさんの謙虚なお近さんも素敵ですし、尚五郎がお近から香道を教わるシーンも、何気ない夫婦愛をさりげなく表すのにぴったりでした。
篤姫のほうは、斉彬から重大な密命を告げられるとともに、英姫とも心を開いた会話に至ります。大河ドラマ「篤姫」はひとりひとりの人物を実にきちんと描いており、英姫を演じた余貴美子さんも品のある印象が残ります。